研究誌『芸術と遊びvol.98』
会員のみなさまには、2月の会員発送でお手元に届いていると思います。
今年度も、研究誌『芸術と遊びvol.98』が完成しました。
開いていただくと私たちがとても大切にしている「美しいものをこよなく愛し・・・」から始まる初代おもちゃ美術館館長の多田信作氏の詩からはじまります。
そして巻頭言。今年は、当協会事務局長の馬場清が「つながれない つながりたくない時代に求められること」と題し、メッセージを発信。
続く特集では、「芸術」「遊び」「おもちゃ」「自然」「福祉文化」の5つの視点から「つなぐ つながる つなげる」をテーマに、執筆者の方の実践を通したつながりを多角的に紹介しています。
今までは、保育現場の方のための研究誌という色合いが強く、ちょっととっつきにくいイメージだったかと思いますが、今回は、特集をはじめ、実践報告や協会の活動のページなどもおもちゃコンサルタントをはじめとする会員の方にたくさんご登場いただき、より、会員のみなさまにも身近に感じていただけるような紙面にしました。
訪問レポートも保育施設や介護施設だけでなく、はじめておもちゃ屋さんが登場しました。実践報告でも、当協会の団体会員の幼稚園・保育園の先生方の絵画実践や、おもちゃコンサルタントのおもちゃ実践なども必見です。スタディツアーの報告や、会員の方々の活動、支部のご紹介など、参加くださった方の視点からの報告もぜひご覧いただけたらと思います。
次号では、執筆者としての寄稿をお願いさせていただくこともあるかと思います。ぜひ、お読みいただいた感想やご意見をお寄せください。
メール nakano@art-play.or.jp 人材育成部
お待ちしております。